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2010年5月 4日 (火)

3D-FMEA

H21の総合技術監理の論述問題は,プロジェクトマネージメント。不測の事態を計画時点で,どのように各種の前提を想定するかだった。幅広く想定外をなくすようにというのがキーポイントである。

月間技術士2010.5月号にヒントになるものがあった。機械部門の方が,3D-FMEAという方法を提案されていた。Failure Mode and Effects Analysis:FMEAは安全工学で用いられる方法で,私たちの仕事では,安全計画書でつけるリスクアセスメント表と同じで,原因・事故の種類の抽出とその発生頻度・影響度で点数をつける。それに対して対策を講じるのである。

3D-FMEAでは,ライフサイクル法とシナリオライティング法で,過去・現在・未来の3次元で故障モードを抽出する。

1.ライフサイクル法は,サイト(仕入先・工場・物流・客先)での各ステージでの想定される故障モードをチームで議論する。特に客先での部品交換・3R(リユース・リデュース。リサイクル)に重点を置く。保守員になりきって考えることが重要。

2.シナリオライティング法は,SF作家になったつもりでシナリオを書き,場合によっては寸劇をしてみる。エンドユーザーになりきって考える。子供・高齢者・消費者目線で,想定外の故障モードを想定する。

これを,ボーリング管理の現場で,事故に対する想定をすると。宿から現場への通勤,作業準備,現場作業,後片付け,帰宅の各サイトで工程を細分するのがライフサイクル法。3Rを考えると,廃棄物処理が当てはまるかと思う。

現場代理人,機長,補助員,施主,地元住民になりきって事故,苦情などを考えるのが,シナリオライティング法といえるだろう。

リスクアセスメント表は,他の現場のをコピペして作ってはいけないと反省した。

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コメント

はじめまして。
>月間技術士2010.5月号にヒントになるものがあった。機械部門の方が,3D-FMEA・・・

筆者の國井 良昌(クニイ ヨシマサ)です。

>リスクアセスメント表は,他の現場のをコピペして作ってはいけないと反省した。

そう!その通りなんです。

いつか、お会いしましょう。
埼玉県の川口市に住んでおります。
以上

はじめまして。
ブログ筆者の牧野と申します。

すみません。勝手に月間技術士記事を引用させていただきました。

ちょうど安全計画書を書いていた時でしたので,リスクアセスメントについて反省しました。

技術士会の行事でお会いしたいです。
よろしくお願いいたします。

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